2019年10月22日

秋の江戸時代料理再現食事会、開催しています

本日はかねてより予定しておりました「秋の江戸時代料理再現食事会」を
開催しました。全7回の日程のうちの4回目となります。

春、初夏、秋に開催している再現食事会ですが、遠方から何度もおいでくださる方、毎回おいでくださる方も
いらっしゃいます。
台風19号の影響が残る中ですが、多くのお客様にお越しいただき、心より感謝申し上げます。

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江戸時代再現食事会は、田中本家に伝わる古文書より江戸時代の接待料理を再現したもので、
当時の陶磁器、漆器を実際に使ってお食事を楽しんでいただいております。
毎回テーマが変わり、今回は弘化5年(1848年)に須坂藩に招かれていた陶工・吉向行阿が作る須坂吉向焼の
窯出しを祝って、須坂藩御家老や重役をもてなした際の料理です。

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ちなみにイス、テーブル席なので、座るのがご心配な方もお気軽にどうぞ!

今回のお料理、ほんの一部ですが、ご覧ください。
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お造りは左の小さな器にはいった「煎り酒」で味わいます。
煎り酒は江戸時代中期以降、お醤油が広まるまでよく使われていた調味料だそうで、
日本酒、梅干しなどを煮詰めたものです。これがおいしいんです!

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お椀は開けるのが楽しみですね。秋の景色のよう。

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ぶりの田楽です。焼いた味噌と山椒の香りが食欲をそそります。
菊の花が描かれた鮮やかなお皿も素敵です。

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こちらは「硯蓋」(すずりぶた)とよばれる盛り合わせ料理です。
もともとは本当に硯箱の蓋をお盆のように使ったことから、こう呼ばれるそうです。
写真はお一人分ですが、皆様でおとりわけ頂くお料理です。

まだまだご紹介しきれないお料理がありますが、
実際の食事会は、12代当主がお料理や食器、しつらえなどのお話をしながら、
一品ずつゆっくりと味わっていただけます。
最後になりますが、
毎回お料理を作ってくださるのは、須坂市の老舗割烹 能登忠さんです。

田中本家で守られてきた記録と食器やしつらえの道具たちと、現代の職人さんの手によって
よみがえった江戸時代料理の再現食事会。
これはぜひ、日本の文化として体験していただきたいものです。

秋の会の次は、春。3月中を予定しております。
完全ご予約制になっております。
日程が決まり次第告知をしておりますが、事前に個別のご案内状が欲しい方はお電話かメールでご連絡ください。
(田中本家博物館 電話026-248-8008 メールアドレス info@tanakahonke.org)

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