お雛様展

江戸・享保から明治・大正・昭和にわたる田中家の雛人形250余点を展示


 北信濃随一の豪商、田中本家には江戸時代からこれまでの280年の間に用いられ伝えられてきた華麗な美術品や書画、器、衣装、用具、おもちゃなど約3万点を越す収蔵品が今も大切に保存されています。
なかでも田中家代々の女の子の初節句に飾られてきたお雛様は250点にものぼり、「雛土蔵」と呼ばれるお雛様を収蔵するための土蔵もあります。大切に守られてきたお雛様たちは保存状態もよく、当時のあでやかさを今に伝えています。
江戸時代のものは享保雛や五人囃子などのほか、江戸随一の人形師「原舟月」に特注した「若殿様子供行列」があります。背には田中家の女紋である橘紋が金糸で刺繍され、表情豊かなお人形の姿は豪商の雛節句にふさわしい品格を備えています。
明治時代のお雛様は田鶴(明治27年生まれ)の雛人形7段飾りです。内裏雛だけで5組あり、飾り方の図や領収書まで保存されているのは驚きです。
田中家ではものを大切にする精神が家風として代々受け継がれてきており、手間と努力を惜しまないという独自の保存方法によって、100年以上を経たお雛様も当時のままの状態を今に残しています。
田中家に伝えられてきた華麗な雛人形の数々をどうぞお楽しみください。




期間 平成17年2月10日(木)〜平成17年4月11日(月)
休館日 毎週火曜日 開館スケジュールはこちら
入場料 大人700円・中高生350円・小学生250円 ※20名様以上団体割引あり